あの武将も、あの志士も、あの文豪も、みんな漢詩を作っていました
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6月 2016
上杉謙信(うえすぎ けんしん)
上杉謙信(うえすぎ けんしん)
2016年6月30日木曜日
作者
享禄3(1530)年~ 天正6(1578)年。越後(新潟県)を中心に勢力を張った戦国大名。守護代として実質的に越後を支配していた長尾為景の次男(三男あるいは四男とも)として生まれた。元服後はじめの諱は景虎。病…
勝海舟(かつ かいしゅう)
勝海舟(かつ かいしゅう)
2016年6月30日木曜日
作者
文政6(1823)年~明治32(1899)年。幕末~明治の武士、政治家。通称は麟太郎、諱はもともと義邦、維新後に安芳とあらためた。海舟は号。旗本の家に生まれ、蘭学を学んで才能をあらわし、安政2(1855)年…
勝海舟の漢詩(1) 丙寅初秋題神戸海軍舊趾(丙寅初秋、神戸海軍の旧趾に題す)
勝海舟の漢詩(1) 丙寅初秋題神戸海軍舊趾(丙寅初秋、神戸海軍の旧趾に題す)
2016年6月30日木曜日
作:勝海舟
兵庫県
幕末
作者 勝海舟 原文 丙寅初秋題神戸海軍舊趾 百年胸裏總參差 空以丹心比死灰 縦使細巧今不達 雄圖應必作胚胎 訓読 丙寅初秋、神戸海軍の旧趾に題す 百年の胸裏 総て参差たり 空しく丹…
上杉謙信の漢詩(1) 九月十三夜陣中作(九月十三夜陣中の作)
上杉謙信の漢詩(1) 九月十三夜陣中作(九月十三夜陣中の作)
2016年6月30日木曜日
月
作:上杉謙信
作者 上杉謙信 原文 九月十三夜陣中作 霜滿軍營秋氣淸 數行過雁月三更 越山倂得能州景 遮莫家郷憶遠征 訓読 九月十三夜陣中の作 霜は軍営に満ちて秋気清し …
前田慶次(まえだ けいじ)
前田慶次(まえだ けいじ)
2016年6月30日木曜日
作者
天文2(1533)年~慶長17(1612)年(他に諸説あり)。戦国末期から江戸時代初期にかけての武将。諱は利益(とします)のほか、利太(としたか)、利大(としひろ、としおき)、利貞(としさだ)など、通称は慶…
伊達政宗の漢詩(1) 醉餘口號(酔余口号)
伊達政宗の漢詩(1) 醉餘口號(酔余口号)
2016年6月30日木曜日
作:伊達政宗
春
作者 伊達政宗 原文 醉餘口號 四十年前少壮時 功名聊復自私期 老來不識干戈事 只把春風桃李卮 訓読 酔余口号 四十年前 少壮の時 功名 聊か復た自ら私かに…
伊達政宗(だて まさむね)
伊達政宗(だて まさむね)
2016年6月30日木曜日
作者
永禄10(1567)年~ 寛永13(1636年)。出羽・陸奥の戦国大名、江戸時代仙台藩の初代藩主。幼少時に天然痘のため右眼を失明したため、後世、「独眼竜」と称される。 天正12(1584)年、父から…
福澤諭吉の漢詩(2) 社友小集
福澤諭吉の漢詩(2) 社友小集
2016年6月26日日曜日
作:福澤諭吉
作者 福澤諭吉 原文 社友小集 光陰如矢十餘春 誰識當年風雨辛 今夜小堂相會友 彈丸煙裏讀書人 訓読 社友小集 光陰矢の如し 十余春 誰か識らん 当年 風雨…
吉田松陰の漢詩(2) 辞世
吉田松陰の漢詩(2) 辞世
2016年6月26日日曜日
作:吉田松陰
幕末
作者 吉田松陰 原文 辞世 吾今爲國死 死不負君親 悠々天地事 觀照在明神 訓読 辞世 吾 今 国の為に死す 死して君親に負(そむ)かず 悠々たり 天地…
西郷隆盛の漢詩(1) 偶成(西郷隆盛)
西郷隆盛の漢詩(1) 偶成(西郷隆盛)
2016年6月26日日曜日
家族
作:西郷隆盛
作者 西郷隆盛 原文 偶成 幾歷辛酸志始堅 丈夫玉碎恥甎全 我家遺事人知否 不爲兒孫買美田 訓読 偶成 幾たびか辛酸を歴(へ)て 志は始めて堅し 丈夫は玉と…
吉田松陰(よしだ しょういん)
吉田松陰(よしだ しょういん)
2016年6月26日日曜日
作者
文政13(1830)年~安政6(1859)年。幕末の思想家、教育家。幼少からぬきんでた才能を知られ、わずか9歳で藩校明倫館の兵学師範となった。嘉永3(1850)年には江戸に出て佐久間象山、安積艮斎に学んだ。…
福澤諭吉(ふくざわ ゆきち)
福澤諭吉(ふくざわ ゆきち)
2016年6月26日日曜日
作者
天保5(1835)年~ 明治34(1901)年。明治時代の思想家、教育家。中津藩の下級武士の家に生まれた。大阪で緒方洪庵の適塾に蘭学を学び、猛烈な勉強で22歳の時、最年少で塾頭となったが、その後、国際的に広…
福澤諭吉の漢詩(1) 題自著時事小言後(自著時事小言の後に題す)
福澤諭吉の漢詩(1) 題自著時事小言後(自著時事小言の後に題す)
2016年6月26日日曜日
作:福澤諭吉
作者 福澤諭吉 原文 題自著時事小言後 書窓揮汗稿方成 十萬言中無限情 定論唯期蓋棺後 是非今日任人評 訓読 自著時事小言の後に題す 書窓 汗を揮いて 稿 方(…
西郷隆盛(さいごう たかもり)
西郷隆盛(さいごう たかもり)
2016年6月26日日曜日
作者
文政10年12月(1828年1月)~明治10(1877)年。幕末~明治初めの薩摩藩士、軍人、政治家。下級武士の出身だが藩主島津斉彬によって抜擢された。斉彬の死後は失脚と復活を繰り返しながら頭角をあらわし、薩摩…
吉田松陰の漢詩(1) 泊浪華(浪華に泊す)
吉田松陰の漢詩(1) 泊浪華(浪華に泊す)
2016年6月26日日曜日
作:吉田松陰
旅
作者 吉田松陰 原文 泊浪華 狂夫未必不思家 爲國忘家何用嗟 中宵夢斷家安在 夜雨短篷泊浪華 訓読 浪華に泊す 狂夫 未だ必ずしも家を思わざるにあらざるも …
武市半平太の漢詩(2) 偶成
武市半平太の漢詩(2) 偶成
2016年6月24日金曜日
作:武市半平太
牢獄
作者 武市半平太 原文 偶成 花仍淸香愛 人以仁義榮 幽囚何可恥 只有赤心明 訓読 偶成 花は清香によって愛され 人は仁義を以って栄ゆ 幽囚も何ぞ恥づべ…
高杉晋作の漢詩(2) 發江戸(江戸を発す)
高杉晋作の漢詩(2) 發江戸(江戸を発す)
2016年6月24日金曜日
作:高杉晋作
東京
旅
作者 高杉晋作 原文 發江戸 千里周遊志未成 輕装朝發武藏城 品川驛上別離恨 付與天邊過雁聲 訓読 江戸を発す 千里の周遊 志未だ成らず 軽装 朝に発す 武…
渋沢栄一の漢詩(1) 失題
渋沢栄一の漢詩(1) 失題
2016年6月24日金曜日
作:渋沢栄一
春
作者 渋沢栄一 原文 失題 櫻花楊柳自依々 舍此春光誰與歸 遮莫雨風被相妬 亂吹紅雪半天飛 訓読 失題 桜花 楊柳 自ら依々たり 此の春光を舎てて誰とともに…
近藤勇の漢詩(2) 辞世 其一(辞世 其の一
近藤勇の漢詩(2) 辞世 其一(辞世 其の一
2016年6月24日金曜日
作:近藤勇
辞世
幕末
作者 近藤勇 原文 辞世 其一 孤軍援絶作俘囚 顧念君恩涙自流 一片丹衷甘死節 睢陽千古是吾儔 訓読 辞世 其の一 孤軍 援 絶えて 俘囚と作(な)り 君恩…
近藤勇の漢詩(1) 辞世 其二(辞世 其の二)
近藤勇の漢詩(1) 辞世 其二(辞世 其の二)
2016年6月24日金曜日
作:近藤勇
辞世
幕末
作者 近藤勇 原文 辞世 其二 靡他今日復何言 取義捨生吾所尊 快受電光三尺劔 只將一死報君恩 訓読 辞世 其の二 他に靡いて 今日 復た何をか言はんや 義…
木戸孝允(きど たかよし) / 桂小五郎(かつら・こごろう)
木戸孝允(きど たかよし) / 桂小五郎(かつら・こごろう)
2016年6月24日金曜日
作者
天保4(1833)年~明治10(1877)年。長州藩出身。幕末~明治はじめの志士・政治家。長州藩を代表して薩長同盟を締結し、倒幕に向かう時代の流れを決定づけた。維新後は明治政府の最高実力者の一人として数々の改…
武市半平太の漢詩(1) 夢覺而得一絶(夢覚めて一絶を得たり)
武市半平太の漢詩(1) 夢覺而得一絶(夢覚めて一絶を得たり)
2016年6月24日金曜日
作:武市半平太
幕末
作者 武市半平太 原文 夢覺而得一絶 夢上洛陽謀故人 終衝巨奸氣逾振 覺來浸汗恨無限 只聽隣鷄報早晨 訓読 夢覚めて一絶を得たり 夢に洛陽に上りて故人と謀り …
近藤勇(こんどう いさみ)
近藤勇(こんどう いさみ)
2016年6月24日金曜日
作者
天保5(1834)年~慶応4(1868)年。幕末の武士。武蔵国多摩郡の百姓宮川久次郎の三男として生まれたが、天然理心流剣術道場「試衛館(試衛場)」に入門して目録を受け、天然理心流の宗家近藤周斎の養子となって…
高杉晋作(たかすぎ しんさく)
高杉晋作(たかすぎ しんさく)
2016年6月24日金曜日
作者
天保10(1839)年~慶應3(1867)年。幕末の長州藩士。 吉田松陰 の松下村塾に学び、久坂玄瑞とともに松下村塾の双璧と称せられた。文久2(1862)年には藩命により上海へ渡航し、列強の侵略が進む清国の…
武市半平太(たけち はんぺいた)
武市半平太(たけち はんぺいた)
2016年6月24日金曜日
作者
文政12(1829)年~慶応元(1865)年。幕末の武士。半平太は通称(通り名)、諱(名乗)は小楯。号は瑞山。土佐藩の白札郷士(上士待遇)の家の生まれ。剣術、学問にすぐれ、道場をひらいて門弟を指導し、郷士の…
渋沢栄一(しぶさわ えいいち)
渋沢栄一(しぶさわ えいいち)
2016年6月24日金曜日
作者
天保11(1840)年~昭和6(1931)年。幕末~大正にかけての武士・官僚・実業家。武藏国の豪農の家に生まれ、剣術修行のため江戸に出たが、そこで尊王攘夷の思想に感化され、勤王活動のため京都へ上る。しかしや…
高杉晋作の漢詩(1) 於馬關有詩(馬関において詩有り)
高杉晋作の漢詩(1) 於馬關有詩(馬関において詩有り)
2016年6月23日木曜日
海
作:高杉晋作
山口県
作者 高杉晋作 原文 於馬關有詩 海門千里與雲連 碧瓦錦樓映水鮮 前帝幽魂何處在 渚煙空鎖夕陽天 訓読 馬関において詩有り 海門千里 雲と連なり 碧瓦 錦楼…
木戸孝允の漢詩(2) 偶成
木戸孝允の漢詩(2) 偶成
2016年6月23日木曜日
作:木戸孝允
作者 木戸孝允(桂小五郎) 原文 偶成 才子恃才愚守愚 少年才子不如愚 請看他日業成後 才子不才愚不愚 訓読 偶成 才子は才を恃み愚は愚を守る 少年の才子 …
木戸孝允の漢詩(1) 戊辰作(戊辰の作)
木戸孝允の漢詩(1) 戊辰作(戊辰の作)
2016年6月23日木曜日
作:木戸孝允
戦
幕末
作者 木戸孝允(桂小五郎) 原文 戊辰作 去歳王師迫我疆 今朝孤剣入他郷 回頭世事変如夢 一片依然男子腸 訓読 戊辰の作 去歳 王師 我が疆に迫る 今朝 孤…
武田信玄(たけだ しんげん)
武田信玄(たけだ しんげん)
2016年6月3日金曜日
作者
大永元(1521)年~ 元亀4(1573)年。甲斐(山梨県)を中心に勢力を持った戦国大名。諱(名乗)は晴信。信玄は出家後の法名。甲斐の守護大名武田信虎の嫡子として生まれ、天文10(1541)年には家臣団に擁…
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