近藤勇 幕末

有感作(近藤勇)  / 感有りて作る

作者 近藤勇 原文 有感作 只應晦迹寓牆東 喋喋何隨世俗同 果識英雄心上事 不英雄處是英雄 訓読 感有りて作る 只だ応に迹を晦(くら)まして牆東に寓すべし 喋喋として何ぞ世俗に随ひて同じからんや 果たして識る 英雄...

高杉晋作 富士山

題不二石(高杉晋作) / 不二石に題す

作者 高杉晋作 原文 題不二石 誰道天工勝人作 不知人作勝天工 萬尋富嶽千秋雪 卻在斯翁一掌中 訓読 不二石に題す 誰か道(い)ふ 天工は人作に勝ると 知らずや人作の天工に勝るを 万尋の富岳 千秋の雪 却って斯...

大塩平八郎

五更出郭蛙聲喧(大塩平八郎) / 五更 郭を出づれば蛙声 喧し

作者 大塩平八郎 原文 五更出郭蛙聲喧 稲田千頃水如川 聒聒蛙聲欲動天 天天縦似雷鳴響 潭底龍蛇蟄尚眠 訓読 五更 郭を出づれば蛙声 喧(かまびす)し 稲田 千頃 水 川の如し 聒聒たる蛙声 天を動かさんと欲す 天...

新井白石

自題肖像(新井白石) / 自ら肖像に題す

作者 新井白石 原文 自題肖像 蒼顔如鐡鬢如銀 紫石稜稜電射人 五尺小身渾是膽 明時何用畫麒麟 訓読 自ら肖像に題す 蒼顔 鉄の如く 鬢 銀の如し 紫石 稜稜として 電 人を射る 五尺の小身 渾て是れ胆 明時 ...

伊藤博文 神奈川

丙申五月二十四日靑宮殿下臨大磯別墅恭賦(伊藤博文) / 丙申五月二十四日、青宮殿下、大磯の別墅に臨む。恭(つつ)しんで賦す。

作者 伊藤博文 原文 丙申五月二十四日靑宮殿下臨大磯別墅恭賦 雨晴東海啓雲霞 含咲芙蓉迎鶴車 賢德日隆輝四表 恩光更及野人家 訓読 丙申五月二十四日、青宮殿下、大磯の別墅に臨む。恭(つつ)しんで賦す。 雨晴れて東海に雲霞 ...

夏目漱石

題墨竹(夏目漱石) / 墨竹に題す

作者 夏目漱石 原文 題墨竹 二十年來愛碧林 山人須解友虛心 長毫漬墨時如雨 欲寫鏗鏘戛玉音 訓読 墨竹に題す 二十年来 碧林を愛す 山人 須(すべか)らく解(よ)く虚心を友とすべし 長毫 墨に漬(ひた)して時に雨...