家族 吉田松陰

遊銚子口過潮来宿宮本庄一郎家(吉田松陰)/ 銚子口に遊んで潮来に過ぎり、宮本庄一郎の家に宿る

作者 吉田松陰 原文 遊銚子口過潮来宿宮本庄一郎家 孤牀半夜夢難成 聽斷四檐點滴聲 回首山河郷國邈 阿兄今夜定何情 訓読 銚子口に遊んで潮来に過ぎり、宮本庄一郎の家に宿る 孤牀 半夜 夢 成り難く 聴断す 四檐の点滴の...

大久保利通 幕末

王政維新之年下淀川(大久保利通) / 王政維新の年、淀川を下る

作者 大久保利通 原文 王政維新之年下淀川 爲客京城感慨多 孤篷此夕意如何 水關不鎖鷗眠穏 千里長江載夢過 訓読 王政維新の年、淀川を下る 客と為って京城 感慨多し 孤篷 此の夕 意 如何 水関 鎖(と)ぢず 鷗眠...

大久保利通

下最上川(大久保利通) / 最上川を下る

作者 大久保利通 原文 下最上川 千章夏木雨痕鮮 一棹孤舟下大川 屈曲淸流奇絶處 米家水墨是天然 訓読 最上川を下る 千章の夏木 雨痕 鮮やかに 一棹の孤舟 大川を下る 屈曲する清流 奇絶なる処 米家の水墨 是...

高杉晋作

鈴鹿山(高杉晋作)

作者 高杉晋作 原文 鈴鹿山 喬木陰森暗古關 英雄挫賊是斯間 敝衣孤劍客中老 秋雨重過鈴鹿山 訓読 鈴鹿山 喬木 陰森として古関暗し 英雄 賊を挫くは是れ斯の間 敝衣 孤剣 客中に老ゆ 秋雨 重ねて過ぐ 鈴鹿山...

大塩平八郎

洗心洞裏新夏即事(大塩平八郎)

作者 大塩平八郎 原文 洗心洞裏新夏即事 讀書之外人聲少 啼鳥之中燕語新 況此雨零花盡静 宛如卜築避風塵 訓読 洗心洞裏新夏即事 読書の外 人声少なく 啼鳥の中 燕語新たなり 況んや 此の雨零(お)ち花尽きて静かな...

伊藤博文 京都

丁卯初夏與石川等諸兄話時事席上即賦一 絶以呈(伊藤博文) / 丁卯初夏、石川等諸兄と時事を話し、席上、即ち一 絶を賦し以て呈す

作者 伊藤博文 原文 丁卯初夏與石川等諸兄話時事席上即賦一 絶以呈 那翁元是起孤島 厭伏歐羅建偉功 此間男子豈空老 機決須揮一世雄 訓読 丁卯初夏、石川等諸兄と時事を話し、席上、即ち一 絶を賦し以て呈す 那翁 元と是れ 孤島より起こり 欧羅を...

後藤象二郎

漫遊中作(後藤象二郎) / 漫遊中の作

作者 後藤象二郎 原文 漫遊中作 南船北馬歳如流 白髪壮心歌莫愁 休道前途知己少 靑山到處是幷州 訓読 漫遊中の作 南船北馬 歳 流るる如し 白髪 壮心 歌へば愁ひ莫し 道(い)ふを休(や)めよ 前途 知己 少なし...