後花園天皇 政治

賜足利義政(後花園天皇) / 足利義政に賜ふ

作者 後花園天皇 原文 賜足利義政 殘民爭採首陽薇 處處閉爐鎖竹扉 詩興吟酸春二月 滿城紅綠爲誰肥 訓読 足利義政に賜ふ 残民 争ひ採る 首陽の薇 処処 炉を閉ぢ 竹扉を鎖(とざ)す 詩興 吟ずれば酸なり 春二月 満城の紅緑 誰が為に肥ゆ 訳 将軍足...

作者

後花園天皇(ごはなぞのてんのう)

室町時代の天皇(1419~71 在位1428~64)。崇光天皇(在位1348~51)の孫・貞成親王の第一王子として生まれた。諱は彦仁。 曾祖父である崇光天皇は正平6年(1351年)、足利尊氏が南朝に帰順した正平の一統によって廃位され、しかも翌年には京都に攻め入った南朝軍によって拉...

渋沢栄一 奈良

寧樂(渋沢栄一)

作者 渋沢栄一 原文 寧樂 祠前松柏寺前樓 遺趾猶看千古秋 兒女能知舊帝都 向人仔細説來由 訓読 寧楽 祠前の松柏 寺前の楼 遺趾 猶ほ看る 千古の秋 児女 能く知る 旧帝都 人に向かって仔細に来由を説く 訳 奈良 神社の前の松や柏の樹、寺の前にそ...

家族 岩崎弥太郎 牢獄

獄中詩 其一(岩崎弥太郎)| 獄中の詩 其の一

作者 岩崎弥太郎 原文 獄中詩 其一 一身存亡何用説 白髪在堂涙自潸 恍惚枉成半宵夢 要從枕上拜慈顔 訓読 獄中の詩 其の一 一身の存亡 何ぞ説くを用ひんや 白髪 堂に在れば 涙 自ら潸たり 恍惚として枉げて成さん...

作者

岩崎弥太郎(いわさき やたろう)

明治時代の実業家。三菱財閥の創業者。弥太郎は通称、諱は敏(のちに寛)。号は東山。 天保5年12月11日(1835年1月9日)、土佐藩の地下浪人(郷士の身分を売却して浪人になった者)の家に生まれた。安政5年(1858年)、当時不祥事を起こして蟄居中であった元参政の...

時事 大正天皇

聞鼠疫流行有感(大正天皇)| 鼠疫の流行を聞いて感有り

作者 大正天皇 原文 聞鼠疫流行有感 如今鼠疫起東京 我正聞之暗愴情 一掃祲氛須及早 恐他刻刻奪民生 訓読 鼠疫の流行を聞いて感有り 如今 鼠疫 東京に起こる 我 正に之を聞き 暗に情を愴ましむ 祲氛を一掃するは須...

大正天皇

聞靑森聯隊慘事(大正天皇)| 青森連隊の惨事を聞く

作者 大正天皇 原文 聞靑森聯隊慘事 衝寒踊躍試行軍 雪滿山中路不分 凍死休言是徒事 比他戰陣立功勲 訓読 青森連隊の惨事を聞く 寒を衝いて踊躍 行軍を試むるも 雪 山中に満ちて路 分かたず 凍死 言ふを休めよ 是...

作者

大正天皇(たいしょうてんのう)

第123代天皇。在位は1912年(大正元年)7月30日~1926年(大正15年)12月25日。 1879年(明治12年)8月31日、明治天皇の第三皇子として誕生。母は権典侍柳原愛子。諱は嘉仁(よしひと)、称号は明宮(はるのみや)。出生時、2人の兄はいずれも薨去し...

大正天皇

遠州洋上作(大正天皇)|遠州洋上の作

作者 大正天皇 原文 遠州洋上作 夜駕艨艟過遠州 滿天明月思悠悠 何時能遂平生志 一躍雄飛五大洲 訓読 遠州洋上の作 夜 艨艟に駕して遠州を過ぐ 満天の明月 思ひ悠悠 何れの時にか能く平生の志を遂げ 一躍 雄飛...

新年 西郷隆盛

庚午元旦(西郷隆盛)

作者 西郷隆盛 原文 庚午元旦 破曉鐘聲歳月更 輕煙帯暖到柴荊 佳辰先祝君公壽 起整朝衣拜鶴城 訓読 庚午元旦 破暁の鐘声 歳月 更(あらた)まり 軽煙 暖を帯びて柴荊に到る 佳辰 先づ祝す 君公の寿 起ちて朝...