松平春嶽 弔悼 幕末

二日書事(松平春嶽) / 二日、事を書す

作者 松平春嶽 原文 二日書事 (自注:時傳聖上登遐之報) 習習東風吹柳長 新鶯出谷報靑陽 吾人別有傷春處 終日垂簾暗斷腸 訓読 二日 事を書す (自注:時に聖上の登遐の報を伝ふ) 習習たる東風 柳を吹いて長く ...

武市半平太

偶成(武市半平太)

作者 武市半平太 原文 偶成 夜横空枕伴囊螢 昼向幽窗閲聖經 想得天祥安樂國 捨生取義姓名馨 訓読 偶成 夜は空枕に横たはりて嚢蛍を伴なひ 昼は幽窓に向かひて聖経を閲す 想ひ得たり 天祥の安楽国 生を捨て義を取...

作者

細川幽斎(ほそかわ ゆうさい)

天文3年4月22日(1534年6月3日)~慶長15年8月20日(1610年10月6日)。戦国時代から江戸時代の武将・大名。幼名は万吉、通称は与一郎、諱(実名)は藤孝。はじめ室町幕府第13代将軍足利義輝に仕えたが、永禄8年(1565年)5月、三好三人衆らによって足利義輝が...

細川幽斎

近江黄門遊鞍馬看花遇雨留滯(細川幽斎) / 近江黄門、鞍馬に遊んで花を看、雨に遇ひて留滞す

作者 細川幽斎 原文 近江黄門遊鞍馬看花遇雨留滯 成群鞍馬競春風 墨客騒人吟興濃 歸計催來山雨洒 櫻花知是欲留公 訓読 近江黄門、鞍馬に遊んで花を看、雨に遇ひて留滞す 群を成す鞍馬 春風に競ひ 墨客 騒人 吟興 濃やか...

幕末 木戸孝允

到薩摩舟中(木戸孝允) / 薩摩に到る舟中

作者 木戸孝允(桂小五郎) 原文 到薩摩舟中 萬里南洋雲霧多 輕帆一片剪鯨波 連山盡處海門秀 知是舟程近薩摩 訓読 薩摩に到る舟中 万里の南洋 雲霧 多し 軽帆一片 鯨波を剪(き)る 連山 尽くる処 海門 秀(ひい...

松平春嶽 新年

丁卯元旦(松平春嶽)

作者 松平春嶽 原文 丁卯元旦 梅花香裏歳華新 手把屠蘇眉暫伸 双鬢幸然猶未白 今朝稱老最初春 訓読 丁卯元旦 梅花香裏 歳華 新たなり 手に屠蘇を把れば眉 暫らく伸ぶ 双鬢 幸然 猶ほ未だ白からざるも 今朝 ...

新年 大塩平八郎

題不知(大塩平八郎) / 題知らず

作者 大塩平八郎 原文 題不知 新衣着得祝新年 羹餠味濃易下咽 忽思域中多菜色 一身溫飽愧于天 訓読 題知らず 新衣 着し得て新年を祝ふ 羹餅 味濃やかにして 咽を下り易し 忽ち思ふ 域中に菜色多きを 一身の温...

高杉晋作 新年

癸亥正月元旦作(高杉晋作) / 癸亥正月元旦の作

作者 高杉晋作 原文 癸亥正月元旦作 鷄聲喔喔訴淸晨 夢覚紅樓日已新 塵世笑他人事鬧 閑迎二十五年春 訓読 癸亥正月元旦の作 鶏声 喔喔として清晨を訴へ 夢 覚むれば紅楼 日 已に新たなり 塵世 笑ふ他の人事の...

新年 福澤諭吉

丁酉元旦(福澤諭吉) / 丁酉元旦

作者 福澤諭吉 原文 丁酉元旦 成家三十七回春 九子九孫獻壽人 歳酒不妨擧杯遲 卻誇老健一番新 訓読 丁酉元旦 家を成して三十七回の春 九子九孫 寿を献ずる人 歳酒 妨げず 杯を挙ぐること遅きを 却って誇る 老健の一番新たなるを 訳 ...