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9月 2016
榎本武揚(えのもと たけあき)
榎本武揚(えのもと たけあき)
2016年9月25日日曜日
作者
天保7年8月(1836年10月)~明治41年(1908年)10月。幕末から明治にかけての武士、政治家。通称は釜次郎、号は梁川。幕臣榎本武規の次男として江戸に生まれ、昌平坂学問所で漢学を学んだあと、長崎海軍伝習…
榎本武揚の漢詩(2) 出五稜郭(五稜郭を出づ)
榎本武揚の漢詩(2) 出五稜郭(五稜郭を出づ)
2016年9月25日日曜日
作:榎本武揚
幕末
作者 榎本武揚 原文 出五稜郭 七重濱接五稜郭 耳熟朝朝喇叭聲 一夜松杉林外雨 懷來感往到天明 訓読 五稜郭を出づ 七重浜は接す 五稜郭 耳は熟す 朝朝喇叭…
榎本武揚の漢詩(1) 醉後吟(酔後の吟)
榎本武揚の漢詩(1) 醉後吟(酔後の吟)
2016年9月25日日曜日
作:榎本武揚
戦
北海道
作者 榎本武揚 原文 醉後吟 五稜郭畔望江城 流落天涯孤客情 有約明年鏖逆賊 滿城春色調千兵 訓読 酔後の吟 五稜郭畔 江城を望む 天涯に流落す 孤客の情 …
板垣退助の漢詩(1) 戊辰作(戊辰の作)
板垣退助の漢詩(1) 戊辰作(戊辰の作)
2016年9月22日木曜日
作:板垣退助
戦
作者 板垣退助 原文 戊辰作 出師未曾汚天兵 一死只期竹帛名 彈子飛行亂如雨 喜見壯士躍登城 訓読 戊辰の作 出師 未だ曾て天兵を汚さず 一死 只だ期す 竹…
板垣退助(いたがき たいすけ)
板垣退助(いたがき たいすけ)
2016年9月22日木曜日
作者
天保8年4月(1837年5月)~大正8年(1919年)7月。幕末~明治の武士、政治家。土佐藩の上士乾(いぬい)正成の嫡男として生まれた。諱は正躬(まさみち)、のち正形(まさかた)。退助は通称。号は無形。乾家は…
島津久光の漢詩(2) 兵庫沖偶成
島津久光の漢詩(2) 兵庫沖偶成
2016年9月22日木曜日
作:島津久光
兵庫県
幕末
作者 島津久光 原文 兵庫沖偶成 從出家郷已幾旬 轎舟渡得幾關津 此行何事人知否 欲拂扶桑國裏塵 訓読 兵庫沖偶成 家郷を出でてより已に幾旬 轎舟 渡り得た…
島津久光(しまづ ひさみつ)
島津久光(しまづ ひさみつ)
2016年9月22日木曜日
作者
文化14年10月(1817年12月)~明治20年(1887年)12月。幕末~明治の武士、政治家。諱ははじめ忠教(ただゆき)、のち久光に改名。号は徳洋、大簡、双松、玩古道人、無志翁など。幕末薩摩藩の最高実力者と…
島津久光の漢詩(1) 暮春山荘
島津久光の漢詩(1) 暮春山荘
2016年9月22日木曜日
作:島津久光
春
作者 島津久光 原文 暮春山荘 山風陣陣拂簾帷 幽檻方看竹樹滋 蜂蝶不知春色減 尋芳幾度上空枝 訓読 暮春山荘 山風 陣陣として簾帷を払ふ 幽檻 方に看る …
徳川光圀の漢詩(3) 正木湖卽詠(正木湖即詠)
徳川光圀の漢詩(3) 正木湖卽詠(正木湖即詠)
2016年9月16日金曜日
茨城県
作:徳川光圀
作者 徳川光圀 原文 正木湖卽詠 正木湖邊棹夕暉 水煙風暖晩涼微 暫時倚枻放望眼 點破靑松白鷺飛 訓読 正木湖即詠 正木湖辺 夕暉に棹させば 水煙 風暖かに…
大塩平八郎(おおしお へいはちろう)
大塩平八郎(おおしお へいはちろう)
2016年9月14日水曜日
作者
寛政5年1月(1793年3月)~天保8年3月(1837年5月)。江戸時代後期の武士、儒学者。平八郎は通称、諱は正高、のち後素。号は中斎。室号は洗心洞。 大坂東町奉行所組与力をつとめ、奉行所内部の汚職…
大塩平八郎の漢詩(1) 四十七士
大塩平八郎の漢詩(1) 四十七士
2016年9月14日水曜日
詠史
作:大塩平八郎
作者 大塩平八郎 原文 四十七士 臥薪嘗膽幾辛酸 一夜劍光映雪寒 四十七碑猶護主 凛然冷殺奸臣肝 訓読 四十七士 臥薪嘗胆 幾辛酸 一夜の剣光 雪に映じて寒…
徳川光圀の漢詩(2) 脩竹不受暑得琴字(脩竹 暑を受けず 琴字を得たり)
徳川光圀の漢詩(2) 脩竹不受暑得琴字(脩竹 暑を受けず 琴字を得たり)
2016年9月12日月曜日
作:徳川光圀
題詠
竹
作者 徳川光圀 原文 脩竹不受暑得琴字 脩竹垂垂坐翠蔭 不知九夏溽蒸侵 此君借取涼風手 彈得無絃靖節琴 訓読 脩竹 暑を受けず 琴字を得たり 脩竹 垂垂として翠…
徳川光圀の漢詩(1) 詠日本刀(日本刀を詠ず)
徳川光圀の漢詩(1) 詠日本刀(日本刀を詠ず)
2016年9月12日月曜日
詠物
作:徳川光圀
作者 徳川光圀 原文 詠日本刀 蒼龍猶未昇雲霄 潛在神州劔客腰 髯虜欲鏖非無策 容易勿汚日本刀 訓読 日本刀を詠ず 蒼龍 猶ほ未だ雲霄に昇らず 潜んで 神州…
徳川光圀(とくがわ みつくに)
徳川光圀(とくがわ みつくに)
2016年9月12日月曜日
作者
寛永5年6月(1628年7月)~元禄13年12月(1701年1月)。御三家のひとつ水戸藩の第2代藩主。号は梅里、諡は義公。 初代水戸藩主徳川頼房の三男として生まれた。徳川家康の孫にあたる。少年時代は…
大久保利通(おおくぼ としみち)
大久保利通(おおくぼ としみち)
2016年9月7日水曜日
作者
文政13年8月(1830年9月)~明治11年(1878年)5月。幕末から明治にかけての武士、政治家。 木戸孝允 、 西郷隆盛 とともに「維新三傑」と称せられる。 薩摩藩の下級武士、大久保利世の長男として生…
大久保利通の漢詩(3) 下通州偶成(通州を下りての偶成)
大久保利通の漢詩(3) 下通州偶成(通州を下りての偶成)
2016年9月7日水曜日
海外
作:大久保利通
作者 大久保利通 原文 下通州偶成 奉勅單航向北京 黑煙堆裏蹴波行 和成忽下通州水 閑臥蓬窓夢自平 訓読 通州を下りての偶成 勅を奉じて単航 北京に向かひ 黒煙…
大久保利通の漢詩(2) 龜山陣中作(亀山陣中の作)
大久保利通の漢詩(2) 龜山陣中作(亀山陣中の作)
2016年9月7日水曜日
海外
作:大久保利通
戦
作者 大久保利通 原文 龜山陣中作 大海波鳴月照營 誰知萬里遠征情 孤眠未結還家夢 遙聽中宵喇叭聲 訓読 亀山陣中の作 大海 波鳴って 月 営を照らす 誰か…
大久保利通の漢詩(1) 訪石門戰場偶成(石門の戦場を訪ねての偶成)
大久保利通の漢詩(1) 訪石門戰場偶成(石門の戦場を訪ねての偶成)
2016年9月7日水曜日
海外
作:大久保利通
作者 大久保利通 原文 訪石門戰場偶成 王師一到忽摧兇 戰克三千兵氣雄 請看皇威及異域 石門頭上旭旗風 訓読 石門の戦場を訪ねての偶成 王師 一たび到れば忽ち兇…
伊藤博文の漢詩(4) 日出(日 出づ)
伊藤博文の漢詩(4) 日出(日 出づ)
2016年9月3日土曜日
作:伊藤博文
富士山
作者 伊藤博文 原文 日出 日出扶桑東海隈 長風忽拂嶽雲來 凌霄一萬三千尺 八朶芙蓉當面開 訓読 日 出づ 日は出づ 扶桑 東海の隈 長風 忽ち岳雲を払ひて…
木戸孝允の漢詩(4) 丙寅早春到浪華(丙寅早春 浪華に到る)
木戸孝允の漢詩(4) 丙寅早春到浪華(丙寅早春 浪華に到る)
2016年9月3日土曜日
作:木戸孝允
大阪府
幕末
作者 木戸孝允(桂小五郎) 原文 丙寅早春到浪華 天道未知是邪非 陰雲四塞日光微 我君邸閣看難見 春雨和淚滿破衣 訓読 丙寅早春 浪華に到る 天道 未だ知らず …
木戸孝允の漢詩(3) 丙寅孟春潛泝淀水過天王山下有感(丙寅孟春、潛かに淀水を泝(さかのぼ)り、天王山下を過ぎて感有り)
木戸孝允の漢詩(3) 丙寅孟春潛泝淀水過天王山下有感(丙寅孟春、潛かに淀水を泝(さかのぼ)り、天王山下を過ぎて感有り)
2016年9月3日土曜日
作:木戸孝允
幕末
作者 木戸孝允(桂小五郎) 原文 丙寅孟春潛泝淀水過天王山下有感 勤王唱義已多歳 欲向何人説杞憂 此夜孤篷無限恨 滿川風雨不勝秋 訓読 丙寅孟春、潛かに淀水を泝(さかの…
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