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2021
渋沢栄一の漢詩(28) 送孫敬三之歐洲(孫敬三の欧洲へ之くを送る)
渋沢栄一の漢詩(28) 送孫敬三之歐洲(孫敬三の欧洲へ之くを送る)
2021年12月26日日曜日
作:渋沢栄一
渋沢敬三
送別
作者 渋沢栄一 原文 送孫敬三之歐洲 一去正知別恨新 征衣從是幾風塵 英京春色巴城月 須記故國有老親 訓読 孫敬三の欧洲へ之くを送る 一たび去れば正に知らん 別恨の新たなるを 征衣 是れより 幾…
渋沢栄一の漢詩(27) 哭德川前將軍(徳川前将軍を哭す)
渋沢栄一の漢詩(27) 哭德川前將軍(徳川前将軍を哭す)
2021年12月19日日曜日
作:渋沢栄一
弔悼
徳川慶喜
作者 渋沢栄一 原文 哭德川前將軍 嘉遯韜光五十春 英姿今日化靈神 至誠果識天人合 赫赫鴻名遍四隣 訓読 徳川前将軍を哭す 嘉遯 韜光 五十春 英姿 今日 霊神と化す 至誠 果たして識る 天人…
渋沢栄一の漢詩(26) 哭蘆陰兄(蘆陰兄を哭す)
渋沢栄一の漢詩(26) 哭蘆陰兄(蘆陰兄を哭す)
2021年12月19日日曜日
作:渋沢栄一
弔悼
作者 渋沢栄一 原文 哭蘆陰兄 從此與誰談舊思 人間無復認雄姿 潸然今日炷香處 却憶高歌彈鋏時 訓読 蘆陰兄を哭す 此れより 誰とともにか 旧思を談ぜん 人間 復たと雄姿を認むること無し 潸然と…
渋沢栄一の漢詩(25) 哭伊藤公(伊藤公を哭す)
渋沢栄一の漢詩(25) 哭伊藤公(伊藤公を哭す)
2021年12月19日日曜日
伊藤博文
作:渋沢栄一
弔悼
作者 渋沢栄一 原文 哭伊藤公 異域先驚凶報傳 靈壇今日淚潸然 溫容在目恍如夢 花落水流四十年 訓読 伊藤公を哭す 異域 先づ驚く 凶報の伝はるを 霊壇 今日 涙 潸然たり 温容 目に在り 恍…
渋沢栄一の漢詩(24) 病中偶成 其一(病中偶成 其の一)
渋沢栄一の漢詩(24) 病中偶成 其一(病中偶成 其の一)
2021年12月12日日曜日
作:渋沢栄一
病気
作者 渋沢栄一 原文 病中偶成 其一 耳無絲竹目無書 一臥困頓旬日餘 却笑此中禪味在 大迷想是大悟初 訓読 病中偶成 其の一 耳に糸竹無く 目に書無し 一臥 困頓すること 旬日余 却って笑ふ …
渋沢栄一の漢詩(23) 太平洋航海中偶成 其二(太平洋航海中の偶成 其の二)
渋沢栄一の漢詩(23) 太平洋航海中偶成 其二(太平洋航海中の偶成 其の二)
2021年12月12日日曜日
海
海外
作:渋沢栄一
太平洋
作者 渋沢栄一 原文 太平洋航海中偶成 其二 火輪一路向東馳 地轉天旋斗柄移 莫道靑年難重遇 有斯一日再來時 航海中重逢五月二十日蓋航太平洋者數理上必重一日也 訓読 太平洋航海中の偶成 其の二…
渋沢栄一の漢詩(22) 輓藍香尾高先生 其一(藍香尾高先生を輓く 其の一)
渋沢栄一の漢詩(22) 輓藍香尾高先生 其一(藍香尾高先生を輓く 其の一)
2021年12月12日日曜日
家族
作:渋沢栄一
弔悼
作者 渋沢栄一 原文 輓藍香尾高先生 其一 人間何處認淸姿 夢破春宵玉漏遲 長憶藍香書院夕 庭前秉燭學詩時 訓読 藍香尾高先生を輓く 其の一 人間 何れの処にか 清姿を認めん 夢破れて 春宵 …
渋沢栄一の漢詩(21) 寄井上伯駐在朝鮮京城(井上伯の朝鮮京城に駐在するに寄す)
渋沢栄一の漢詩(21) 寄井上伯駐在朝鮮京城(井上伯の朝鮮京城に駐在するに寄す)
2021年12月5日日曜日
井上馨
作:渋沢栄一
政治
作者 渋沢栄一 原文 寄井上伯駐在朝鮮京城 鷄林豈莫物華新 利用厚生妙在人 好是嚴霜肅殺後 和風一道點陽春 訓読 井上伯の朝鮮京城に駐在するに寄す 鶏林 豈に物華の新たなること莫からんや 利用 …
伊藤博文の漢詩(12) 明治二十七年九月扈車駕赴廣島恭賦(明治二十七年九月 車駕に扈して広島に赴き 恭しんで賦す)
伊藤博文の漢詩(12) 明治二十七年九月扈車駕赴廣島恭賦(明治二十七年九月 車駕に扈して広島に赴き 恭しんで賦す)
2021年12月5日日曜日
広島
作:伊藤博文
戦争
作者 伊藤博文 原文 明治二十七年九月扈車駕赴廣島恭賦 大纛西巡秋九月 雲霞出海揭朝暉 緬懷神武東征日 正是古今同一機 訓読 明治二十七年九月、車駕に扈して広島に赴き、恭しんで賦す 大纛 西に…
渋沢栄一の漢詩(20) 寶光院小祥奠詞(宝光院小祥奠詞)
渋沢栄一の漢詩(20) 寶光院小祥奠詞(宝光院小祥奠詞)
2021年11月21日日曜日
家族
作:渋沢栄一
弔悼
作者 渋沢栄一 原文 寶光院小祥奠詞 歌子弄璋脩母儀 阿琴篤二克相隨 慇懃寄語九原路 家政今無異舊時 訓読 宝光院小祥奠詞 歌子 璋を弄して 母儀を脩め 阿琴 篤二 克く相ひ随ふ 慇懃に語を寄す…
渋沢栄一の漢詩(19) 寶光院小祥志感(宝光院小祥 感を志す)
渋沢栄一の漢詩(19) 寶光院小祥志感(宝光院小祥 感を志す)
2021年11月21日日曜日
家族
作:渋沢栄一
弔悼
作者 渋沢栄一 原文 寶光院小祥志感 靈壇無物慰悵然 烏兎回頭已一年 記得曖依村荘夕 梧桐葉落雨如烟 訓読 宝光院小祥 感を志(しる)す 霊壇 物として悵然を慰むる無し 烏兎 頭を回らせば 已…
伊藤博文の漢詩(11) 須磨禪昌寺看楓 其二(須磨禅昌寺にて楓を看る 其の二)
伊藤博文の漢詩(11) 須磨禪昌寺看楓 其二(須磨禅昌寺にて楓を看る 其の二)
2021年11月14日日曜日
紅葉
作:伊藤博文
寺社
秋
兵庫県
作者 伊藤博文 原文 須磨禪昌寺看楓 其二 聞説老僧移錫處 延文遺跡尚存留 滿山紅葉無人掃 風色蕭蕭古寺秋 訓読 須磨禅昌寺にて楓を看る 其の二 聞くならく 老僧 錫を移す処と 延文の遺跡 尚…
伊藤博文の漢詩(10) 須磨禪昌寺看楓 其一(須磨禅昌寺にて楓を看る 其の一)
伊藤博文の漢詩(10) 須磨禪昌寺看楓 其一(須磨禅昌寺にて楓を看る 其の一)
2021年11月14日日曜日
紅葉
作:伊藤博文
寺社
秋
兵庫県
作者 伊藤博文 原文 須磨禪昌寺看楓 其一 淸時不用問桃源 攜酒來尋紅葉村 漫擬風流狂杜牧 靑尊相對到黄昏 訓読 須磨禅昌寺にて楓を看る 其の一 清時 用ひず 桃源を問ふを 酒を携えて来たり尋…
岩崎弥太郎の漢詩(2) 遙拜二親歸思頗凄然援筆賦一絶(遥かに二親を拝し帰思頗る凄然、筆を援り一絶を賦す)
岩崎弥太郎の漢詩(2) 遙拜二親歸思頗凄然援筆賦一絶(遥かに二親を拝し帰思頗る凄然、筆を援り一絶を賦す)
2021年11月7日日曜日
家族
作:岩崎弥太郎
新年
旅
作者 岩崎弥太郎 原文 遙拜二親歸思頗凄然援筆賦一絶 遙憶故園啣壽杯 嬉嬉鳥雀上庭梅 東風今曉溫如此 知是從爺孃面來 訓読 遥かに二親を拝し帰思頗る凄然、筆を援り一絶を賦す 遥かに故園を憶ひて…
陸奥宗光の漢詩(8) 天長節(明治12年)
陸奥宗光の漢詩(8) 天長節(明治12年)
2021年11月3日水曜日
作:陸奥宗光
秋
牢獄
作者 陸奥宗光 原文 天長節 閃閃紅旗映故城 皇威遠與旭光明 逐臣獄裏逢嘉節 又賦蕪辭答太平 訓読 天長節 閃閃たる紅旗 故城に映ず 皇威 遠く旭光とともに明らかなり 逐臣 獄裏 嘉節に逢ひ …
陸奥宗光の漢詩(7) 天長節(明治11年)
陸奥宗光の漢詩(7) 天長節(明治11年)
2021年11月3日水曜日
作:陸奥宗光
秋
牢獄
作者 陸奥宗光 原文 天長節 邊樹霜丹秋可憐 逐臣空望帝畿天 去年今日金鑾殿 恭侍嘉筵陪御前 訓読 天長節 辺樹の霜丹 秋 憐れむべし 逐臣 空しく望む 帝畿の天 去年今日 金鑾殿 恭しんで嘉…
大正天皇の漢詩(4) 臨議會有感(議会に臨んで感有り)
大正天皇の漢詩(4) 臨議會有感(議会に臨んで感有り)
2021年10月28日木曜日
作:大正天皇
政治
作者 大正天皇 原文 臨議會有感 外交内治重経綸 國運興隆逐歳新 頼有臣民能議政 和衷協贊竭精神 訓読 議会に臨んで感有り 外交 内治 経綸を重んず 国運の興隆 歳を逐ひて新たなり 頼(さいわ…
渋沢栄一の漢詩(18) 解印 其二(印を解く 其の二)
渋沢栄一の漢詩(18) 解印 其二(印を解く 其の二)
2021年10月24日日曜日
作:渋沢栄一
政治
作者 渋沢栄一 原文 解印 官途幾歳費居諸 解印今朝意轉舒 笑我杞憂難掃得 獻芹留奏萬言書 訓読 印を解く 官途 幾歳 居諸を費やす 印を解いて今朝 意 転た舒ぶ 笑ふ 我が杞憂 掃ひ得難きを …
渋沢栄一の漢詩(17) 井筒樓戲賦(井筒楼にて戯れに賦す)
渋沢栄一の漢詩(17) 井筒樓戲賦(井筒楼にて戯れに賦す)
2021年10月17日日曜日
作:渋沢栄一
恋愛
作者 渋沢栄一 原文 井筒樓戲賦 芳園百卉競嬌姿 折得寒梅花一枝 多情今留瓶裏去 春風護否再游時 訓読 井筒楼にて戯れに賦す 芳園の百卉 嬌姿を競ふ 折り得たり 寒梅の花一枝 多情なり 今 瓶…
渋沢栄一の漢詩(16) 詠菊憶先考晩香君(菊を詠じて先考晩香君を憶ふ)
渋沢栄一の漢詩(16) 詠菊憶先考晩香君(菊を詠じて先考晩香君を憶ふ)
2021年10月10日日曜日
家族
作:渋沢栄一
弔悼
作者 渋沢栄一 原文 詠菊憶先考晩香君 白羽金錢好傲霜 任他秋色委荒涼 請看百卉凋落後 有此幽叢晩節香 訓読 菊を詠じて先考晩香君を憶ふ 白羽 金銭 好く霜に傲る さもあらばあれ 秋色の荒涼に…
渋沢栄一の漢詩(15) 題平九郎遺刀(平九郎の遺刀に題す)
渋沢栄一の漢詩(15) 題平九郎遺刀(平九郎の遺刀に題す)
2021年10月3日日曜日
家族
作:渋沢栄一
弔悼
作者 渋沢栄一 原文 題平九郎遺刀 烏兎何時能雪冤 九原無復慰幽魂 遺刀今夜挑燈見 猶剩當年舊血痕 訓読 平九郎の遺刀に題す 烏兎 何れの時にか 能く冤を雪がん 九原 復た幽魂を慰むる無からん…
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