あの武将も、あの志士も、あの文豪も、みんな漢詩を作っていました
ホーム
漢詩作者一覧
『日本の漢詩文』について
MENU
ホーム
漢詩作者一覧
『日本の漢詩文』について
SIDE
ホーム
アーカイブ:
8月 2016
後藤象二郎(ごとう しょうじろう)
後藤象二郎(ごとう しょうじろう)
2016年8月30日火曜日
作者
天保9年3月19日(1838年4月13日)~明治30年(1897年)8月4日。幕末から明治にかけての武士、政治家、実業家。象二郎は通称(通り名)。諱は正本(まさもと)。号は暘谷、雲濤、光海、鷗公など。 …
西郷隆盛の漢詩(4) 山行
西郷隆盛の漢詩(4) 山行
2016年8月28日日曜日
作:西郷隆盛
山
作者 西郷隆盛 原文 山行 驅犬衝雲獨自攀 豪然長嘯斷峰閒 請看世上人心險 渉歷艱於山路艱 訓読 山行 犬を駆り雲を衝いて独り自ら攀じ 豪然として長嘯す 断…
西郷隆盛の漢詩(3) 中秋賞月(中秋月を賞す)
西郷隆盛の漢詩(3) 中秋賞月(中秋月を賞す)
2016年8月28日日曜日
京都
作:西郷隆盛
幕末
作者 西郷隆盛 原文 中秋賞月 中秋歩月鴨水涯 十有餘回不在家 自笑東西萍水客 明年何處賞光華 訓読 中秋 月を賞す 中秋 月に歩す 鴨水の涯(ほとり) 十…
西郷隆盛の漢詩(2) 送藩兵爲天子親兵赴闕下(藩兵の天子の親兵と為りて闕下に赴くを送る)
西郷隆盛の漢詩(2) 送藩兵爲天子親兵赴闕下(藩兵の天子の親兵と為りて闕下に赴くを送る)
2016年8月28日日曜日
作:西郷隆盛
作者 西郷隆盛 原文 送藩兵爲天子親兵赴闕下 王家衰弱使人驚 憂憤捐身千百兵 忠義凝成腸鐡石 爲楹爲礎築堅城 訓読 藩兵の天子の親兵と為りて闕下に赴くを送る 王…
伊藤博文の漢詩(3) 兵庫常盤樓上口占(兵庫常盤楼上の口占)
伊藤博文の漢詩(3) 兵庫常盤樓上口占(兵庫常盤楼上の口占)
2016年8月21日日曜日
作:伊藤博文
兵庫県
作者 伊藤博文 原文 兵庫常盤樓上口占 滿座無人不故人 相逢談舊且談新 若令人事如吾意 四海一家天地春 訓読 兵庫常盤楼上の口占 満座 人の故人ならざるは無く …
武田信玄の漢詩(4) 旅館聴鵑(旅館に鵑を聴く)
武田信玄の漢詩(4) 旅館聴鵑(旅館に鵑を聴く)
2016年8月21日日曜日
作:武田信玄
旅
作者 武田信玄 原文 旅館聴鵑 空山緑樹雨晴辰 残月杜鵑呼夢頻 旅館一聲歸思切 天涯瞻恋蜀城春 訓読 旅館に鵑を聴く 空山の緑樹 雨 晴るる辰 残月の杜鵑 …
直江兼続の漢詩(3) 天正七年歳旦
直江兼続の漢詩(3) 天正七年歳旦
2016年8月21日日曜日
作:直江兼続
新年
作者 直江兼続 原文 天正七年歳旦 冬風吹盡又迎春 春色悠悠晷運長 池上垂糸新柳緑 檻前飛氣早梅香 訓読 天正七年の歳旦 冬風 吹き尽くして又春を迎ふ 春色…
直江兼続の漢詩(2) 洛中作(洛中の作)
直江兼続の漢詩(2) 洛中作(洛中の作)
2016年8月20日土曜日
月
作:直江兼続
作者 直江兼続 原文 洛中作 獨在他郷憶舊遊 非琴非瑟自風流 團團影落湖邊月 天上人間一樣秋 訓読 洛中の作 独り他郷に在りて旧遊を憶へば 琴に非ず 瑟に非…
直江兼続の漢詩(1) 織女惜別(織女別れを惜しむ)
直江兼続の漢詩(1) 織女惜別(織女別れを惜しむ)
2016年8月20日土曜日
作:直江兼続
節句
恋愛
作者 直江兼続 原文 織女惜別 二星何恨隔年逢 今夜連床散鬱胸 私語未終先洒涙 合歓枕下五更鐘 訓読 織女惜別 二星 何ぞ恨まん 年を隔てて逢ふを 今夜 床…
直江兼続(なおえ かねつぐ)
直江兼続(なおえ かねつぐ)
2016年8月20日土曜日
作者
永禄3(1560)年~元和5年12月(1619年1月)。戦国~江戸時代の武将。上杉氏の家老。上杉謙信の重臣長尾政景の家臣樋口兼豊の長男として生まれる。通称は與六。長尾政景と仙桃院(謙信の姉)の間の子で謙信の…
伊達政宗の漢詩(4) 中秋賞月於松島(中秋 月を松島に賞す)
伊達政宗の漢詩(4) 中秋賞月於松島(中秋 月を松島に賞す)
2016年8月15日月曜日
宮城県
月
作:伊達政宗
作者 伊達政宗 原文 中秋賞月於松島 今宵待月倚吟筇 滄海茫茫一氣濃 思見淸光佳興荐 道人緩打五更鐘 訓読 中秋 月を松島に賞す 今宵 月を待ちて 吟筇に倚…
渋沢栄一の漢詩(2) 己巳元旦書感(己巳元旦感を書す)
渋沢栄一の漢詩(2) 己巳元旦書感(己巳元旦感を書す)
2016年8月15日月曜日
作:渋沢栄一
作者 渋沢栄一 原文 己巳元旦書感 義利何時能两全 每逢佳節思悠然 回頭愧我少成事 流水開花九十年 訓読 己巳元旦書感 義利 何れの時にか能く両(ふた)つながら…
伊達政宗の漢詩(3) 欲征南蠻時作此詩(南蛮を征せんと欲せし時に此の詩を作る)
伊達政宗の漢詩(3) 欲征南蠻時作此詩(南蛮を征せんと欲せし時に此の詩を作る)
2016年8月15日月曜日
海外
作:伊達政宗
作者 伊達政宗 原文 欲征南蠻時作此詩 邪法迷邦唱不終 欲征蠻國未成功 圖南鵬翼何時奮 久待扶搖萬里風 訓読 南蛮を征せんと欲せし時に此の詩を作る 邪法 邦を迷…
伊達政宗の漢詩(2) 朝鮮之役載一梅而歸栽之後園詩以紀(朝鮮の役に一梅を載せて帰り、之を後園に栽う。詩 以て紀す)
伊達政宗の漢詩(2) 朝鮮之役載一梅而歸栽之後園詩以紀(朝鮮の役に一梅を載せて帰り、之を後園に栽う。詩 以て紀す)
2016年8月12日金曜日
花
海外
作:伊達政宗
梅
作者 伊達政宗 原文 朝鮮之役載一梅而歸栽之後園詩以紀 絶海行軍歸國日 鐡衣袖裡裹芳芽 風流千古餘淸操 幾歳閑看異域花 訓読 朝鮮の役に一梅を載せて帰り、之を後園に栽う…
武田信玄の漢詩(3) 薔薇 其二(薔薇 其の二)
武田信玄の漢詩(3) 薔薇 其二(薔薇 其の二)
2016年8月12日金曜日
詠物
花
作:武田信玄
作者 武田信玄 原文 薔薇 其二 滿院薔薇香露新 雨餘紅色別留春 風流謝傅今猶在 花似東山縹渺人 訓読 薔薇 其の二 満院の薔薇 香露 新たなり 雨余の紅色…
中岡慎太郎の漢詩(1) 録近誓(近誓を録す)
中岡慎太郎の漢詩(1) 録近誓(近誓を録す)
2016年8月10日水曜日
作:中岡慎太郎
幕末
作者 中岡慎太郎 原文 録近誓 潔身何用隠兼遁 埋骨豈嫌海又山 住世報恩男子事 任他群小喚爲頑 訓読 近誓を録す 身を潔むるに何ぞ用ひん 隠と遁とを 骨を埋…
武田信玄の漢詩(2) 薔薇 其一(薔薇 其の一)
武田信玄の漢詩(2) 薔薇 其一(薔薇 其の一)
2016年8月7日日曜日
花
作:武田信玄
作者 武田信玄 原文 薔薇 其一 庭下留春暁露濃 淺紅染出又深紅 清香疑自昆明国 吹送薔薇院落風 訓読 薔薇 其の一 庭下に春を留めて暁露濃やかなり 浅紅 …
夏目漱石の漢詩(2) 題自畫(自画に題す)
夏目漱石の漢詩(2) 題自畫(自画に題す)
2016年8月7日日曜日
作:夏目漱石
作者 夏目漱石 原文 題自畫 山上有山路不通 柳陰多柳水西東 扁舟盡日孤村岸 幾度鵞群訪釣翁 訓読 自画に題す 山上に山有りて 路 通ぜず 柳陰に柳多くして…
夏目漱石(なつめ そうせき)
夏目漱石(なつめ そうせき)
2016年8月7日日曜日
作者
1867(慶応3)年~1916(大正5)年。明治~大正時代の小説家、評論家、英文学者。江戸の牛込馬場下の大名主であった夏目家の末っ子(五男)として生まれた。名は金之助。1歳で塩原家へ養子に出された。養父母の…
夏目漱石の漢詩(1) 題自畫(自画に題す)
夏目漱石の漢詩(1) 題自畫(自画に題す)
2016年8月7日日曜日
作:夏目漱石
作者 夏目漱石 原文 題自畫 厓臨碧水老松愚 路過危橋仄徑迂 佇立筇頭雲起處 半空遙見古浮圖 訓読 自画に題す 厓は碧水に臨んで 老松 愚なり 路は危橋を過…
新しい投稿
前の投稿
ホーム