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投稿一覧
乃木希典の漢詩(5) 無題(踏破す支那四百州)
乃木希典の漢詩(5) 無題(踏破す支那四百州)
2024年10月27日日曜日
作:乃木希典
戦争
作者 乃木希典 原文 無題 肥馬大刀尚未酬 皇恩空浴幾春秋 斗瓢傾盡醉餘夢 踏破支那四百州 訓読 無題 肥馬 大刀 尚ほ未だ酬いず 皇恩 空しく浴す 幾春秋 斗瓢 傾け尽くす 酔余の夢 踏破す …
広瀬武夫の漢詩(1) 聞鵑(鵑を聞く)
広瀬武夫の漢詩(1) 聞鵑(鵑を聞く)
2024年10月17日木曜日
作:広瀬武夫
鳥
作者 広瀬武夫 原文 聞鵑 千里遠遊寓帝郷 懷家腸斷故國情 窗前殘月已將曉 廉外一聲叫子規 訓読 鵑を聞く 千里 遠遊して 帝郷に寓す 家を懐へば 腸は断つ 故国の情 窓前の残月 已に将に暁け…
大正天皇の漢詩(10) 聞赤十字社看護婦赴歐洲(赤十字社看護婦の欧洲に赴くを聞く)
大正天皇の漢詩(10) 聞赤十字社看護婦赴歐洲(赤十字社看護婦の欧洲に赴くを聞く)
2024年5月6日月曜日
作:大正天皇
時事
戦争
作者 大正天皇 原文 聞赤十字社看護婦赴歐洲 白衣婦女氣何雄 胸佩徽章十字紅 能療創痍盡心力 回生不讓戰場功 訓読 赤十字社看護婦の欧州に赴くを聞く 白衣の婦女 気 何ぞ雄なる 胸には佩ぶ 徽…
足利義昭の漢詩(1) 避亂泛舟江州湖上(乱を避けて舟を江州の湖上に泛ぶ)
足利義昭の漢詩(1) 避亂泛舟江州湖上(乱を避けて舟を江州の湖上に泛ぶ)
2023年4月2日日曜日
作:足利義昭
琵琶湖
作者 足利義昭 原文 避亂泛舟江州湖上 落魄江湖暗結愁 孤舟一夜思悠悠 天公亦慨吾生否 月白蘆花淺水秋 訓読 乱を避けて舟を江州の湖上に泛ぶ 江湖に落魄して 暗かに愁ひを結び 孤舟 一夜 思ひ…
新島襄の漢詩(1) 有感(感有り)
新島襄の漢詩(1) 有感(感有り)
2023年2月12日日曜日
海外
作:新島襄
作者 新島襄 原文 有感 男兒決志馳千里 自嘗辛苦豈思家 却笑春風吹雨夜 枕頭尚夢故園花 訓読 感有り 男児 志を決して 千里を馳す 自ら辛苦を嘗むるに 豈に家を思はんや 却って笑ふ 春風 雨を吹…
山県有朋の漢詩(2) 上久能山(久能山に上る)
山県有朋の漢詩(2) 上久能山(久能山に上る)
2023年1月29日日曜日
作:山県有朋
寺社
静岡
作者 山県有朋 原文 上久能山 三百昇平一夢間 英雄事業幾辛艱 松靑沙白駿南路 來弔將軍埋骨山 訓読 久能山に上る 三百の昇平 一夢の間 英雄の事業 幾辛艱 松は青く沙は白し 駿南の路 来たり…
松平春嶽の漢詩(11) 一月一日口號
松平春嶽の漢詩(11) 一月一日口號
2023年1月9日月曜日
作:松平春嶽
時事
作者 松平春嶽 原文 一月一日口號 陽暦初開萬國春 乾坤何物不欣欣 時平品海千檣船 旭日旌旗映曙雲 訓読 一月一日口号 陽暦 初めて開く 万国の春 乾坤 何物か 欣欣ならざらんや 時 平らかなり…
木戸孝允の漢詩(9) 失題
木戸孝允の漢詩(9) 失題
2022年12月25日日曜日
作:木戸孝允
作者 木戸孝允(桂小五郎) 原文 失題 霖雨初晴野色淸 殘雲斷處夜山橫 更深一路人行少 邨店隔林燈滅明 訓読 失題 霖雨 初めて晴れて 野色 清し 残雲 断ゆる処 夜山 横たはる 更 深くして…
乃木希典の漢詩(4) 入伊豆訪蛭子島(伊豆に入り蛭子島を訪ぬ)
乃木希典の漢詩(4) 入伊豆訪蛭子島(伊豆に入り蛭子島を訪ぬ)
2022年10月16日日曜日
詠史
作:乃木希典
静岡
作者 乃木希典 原文 入伊豆訪蛭子島 聞説將軍賢與明 源公覇業得人成 請看沿道幾村落 渾是当時英傑名 訓読 伊豆に入り蛭子島を訪ぬ 聞くならく 将軍の賢と明と 源公の覇業は人を得て成る 請ふ看…
乃木希典の漢詩(3) 凱旋
乃木希典の漢詩(3) 凱旋
2022年9月13日火曜日
作:乃木希典
戦争
作者 乃木希典 原文 凱旋 皇師百萬征強虜 野戰攻城屍作山 愧我何顏看父老 凱歌今日幾人還 訓読 凱旋 皇師百万 強虜を征し 野戦 攻城 屍 山と作(な)る 愧づ 我 何の顏あってか父老を看ん…
伊藤博文の漢詩(15) 地中海看月(地中海に月を看る)
伊藤博文の漢詩(15) 地中海看月(地中海に月を看る)
2022年9月10日土曜日
海外
月
作:伊藤博文
旅
作者 伊藤博文 原文 地中海看月 征帆日日向西開 客夢歸家已幾回 喜見黄昏波際月 今朝又照故園來 訓読 地中海に月を看る 征帆 日日 西に向かひて開く 客夢 家に帰ること 已に幾回 喜び見る …
日柳燕石の漢詩(1) 中元掃墓(中元 墓を掃ふ)
日柳燕石の漢詩(1) 中元掃墓(中元 墓を掃ふ)
2022年8月13日土曜日
お盆
家族
作:日柳燕石
墓
作者 日柳燕石 原文 中元掃墓 童心未革二毛繁 墓下秋風吹淚痕 猶記慇懃曾問母 幾宵眠去是蘭盆 訓読 中元 墓を掃ふ 童心 未だ革まらざるに 二毛 繁し 墓下の秋風 涙痕を吹く 猶ほ記す 慇懃…
高杉晋作の漢詩(14) 西浦港寄内(西浦港にて内に寄す)
高杉晋作の漢詩(14) 西浦港寄内(西浦港にて内に寄す)
2022年8月7日日曜日
家族
作:高杉晋作
恋愛
作者 高杉晋作 原文 西浦港寄内 嘗恐嚴刑及親戚 枉爲孤客滯天涯 無情眞箇有情極 休道狂夫不憶家 訓読 西浦港にて内に寄す 嘗て恐る 厳刑の親戚に及ぶを 枉げて孤客と為りて天涯に滞る 無情は真…
貞明皇后の漢詩(1) 即事
貞明皇后の漢詩(1) 即事
2022年7月30日土曜日
作:貞明皇后
作者 貞明皇后 原文 即事 連日南風樹下樓 聚頭黙坐暗懷憂 狂雷驟雨一過後 切切蟬聲亦帶愁 訓読 即事 連日の南風 樹下の楼 聚頭 黙坐して 暗く憂ひを懐く 狂雷 驟雨 一過の後 切切たる蝉声…
山内容堂の漢詩(2) 即事
山内容堂の漢詩(2) 即事
2022年7月26日火曜日
海
作:山内容堂
政治
作者 山内容堂 原文 即事 籬菊花開又値秋 金波凸處酒如油 卽今誰決海防策 照燭閒看大地球 訓読 即事 籬菊 花開きて 又た秋に値ふ 金波 凸なる処 酒 油の如し 即今 誰か決せん 海防の策 燭…
大正天皇の漢詩(9) 詠海(海を詠ず)
大正天皇の漢詩(9) 詠海(海を詠ず)
2022年7月18日月曜日
詠物
海
作:大正天皇
作者 大正天皇 原文 詠海 積水連天足偉觀 百川流注涌波瀾 由來治國在修德 德量應如大海寛 訓読 海を詠ず 積水 天に連なり 偉観 足り 百川 流れ注ぎて 波瀾 涌く 由来 国を治むるは徳を修む…
森鷗外の漢詩(4) 次韻書感 其一(次韻して感を書す 其の一)
森鷗外の漢詩(4) 次韻書感 其一(次韻して感を書す 其の一)
2022年7月9日土曜日
作:森鷗外
戦争
作者 森鷗外 原文 次韻書感 其一 群胡遠至自西洋 雪壓關山糧道長 盪滌何憂無祕策 唯悲塗炭害民良 訓読 次韻して感を書す 其の一 群胡 遠く西洋より至り 雪は関山を圧し 糧道は長し 盪滌 何…
大正天皇の漢詩(8) 楠正成
大正天皇の漢詩(8) 楠正成
2022年6月19日日曜日
詠史
作:大正天皇
作者 大正天皇 原文 楠正成 勤王百戰甚艱辛 妙算奇謀本絶倫 臨死七生期滅賊 誠忠大節屬斯人 訓読 楠正成 勤王百戦 甚だ艱辛 妙算 奇謀 本と絶倫 死に臨んで 七生 滅賊を期す 誠忠 大節 …
徳川斉昭の漢詩(2) 大楠公
徳川斉昭の漢詩(2) 大楠公
2022年6月12日日曜日
詠史
作:徳川斉昭
兵庫県
作者 徳川斉昭 原文 大楠公 豹死留皮豈偶然 湊川遺跡水連天 人生有限名無盡 楠氏精忠萬古傳 訓読 大楠公 豹 死して皮を留むること 豈に偶然ならんや 湊川の遺跡 水 天に連なる 人生 限り有…
渋沢栄一の漢詩(31) 平泉懷古 其一
渋沢栄一の漢詩(31) 平泉懷古 其一
2022年5月29日日曜日
詠史
岩手県
作:渋沢栄一
作者 渋沢栄一 原文 平泉懷古 其一 山勢猶看扼朔方 追懷往事客愁長 判官館接中尊寺 無復人祠吉次郷 訓読 平泉懷古 其の一 山勢 猶ほ看る 朔方を扼するを 往事を追懐すれば 客愁 長し 判官…
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